野球物を書いているにあたり、興味深い番組があった。

NHKにんげんドキュメント」〜王監督がくれた夢 15歳白球にかける少女


内容は、、
男子のシニアリーグで活躍する女性内野手中野菜摘さんの進路の葛藤を描いている。


そもそもきっかけってのがあって、
それは王監督がなにかパーティでこの当時小学生低学年の彼女の質問、
「女の子でもプロ野球選手になれますか?」に、
「君が上がってきたら、なれるようにする」こんな感じで応えた。

このやり取りを見て、思い出すことがある。
漫画で申し訳ないんだが、水島新司大先生の野球狂の詩水原勇気
当時の野球規約では女性はプロ選手になれないという決まりがあったのだが、
岩田鉄五郎東京メッツはドラフトで高校生女性投手水原勇気を指名する。
そこからいろいろあって、結局はプロ選手になるといった物語なのだが、
優れた選手は男女であろうと関係ないというのが深いところにあって、
今回の王監督のセリフ(どこまで本気かわからないが、王さんならやりそうだ)に
それを感じるものがあった。

中野さん、神村学園入っても夢をおいかけてください。

さあて、王さんはWBCをどう戦ってくれるのか楽しみでなりません。